一麦:渡辺家のHP
アトランタ発第110便
2013・9・20
皆様、お久しぶりです。すっかり秋深まってきましたが、お変わりありませんか。今年は、驚くような事が次々におこり、気がついたらもうこんな季節になっていた、と言う感じです。アトランタ便も6月に書いて以来ですからすっかり間があいてしまいました。忠信が仕事で8月後半から留守ですので、この便をホームページに載せてもらうのも10月6日以降になるのですが、私の方が忙しくなると思われますので、今年最後の便を書いています。
と言うのは、11月から1月まで一時帰国をすることになっているからです。
今まで、通常、帰国は春を待って2月から3月に出かけておりましたが、それだと畑の作業が殆ど出来ませんし、帰ってからの片付けも大変なので、秋に変更する事にしたのです。と言っても、9月は台風のシーズンでもあり、暑さに弱い私にはまだ早いと言うことで、久しぶりにクリスマスとお正月を日本で過ごすことにいたしました。幸い健康状態はいろいろありましたが、何とか支えられております。暑い時期は歩くのが辛く、車に「障碍者」マークをつけてもらいました。おかげで、何処へ行くにも、建物のすぐ近くに必ず用意されている特別な駐車場に停める事が出来ますので有り難く思っています。
アトランタの飛行場が昨年、改造されて、国際線の場所が変わったのですが、どう言うわけか、歩くところがとても長くなったとか、あれを歩くのは大変だと言う事で、忠信が車椅子使用の申し込みをしてくれました。その程度によって3段階あるそうで、私は、途中の長いところだけをお願いしました。
飛行機の席も、ビジネスクラスは良いのですが3〜4倍以上かかります。でも、普通席にいくらかプラスするだけで、かなり、ゆったり出来る席が幾つかある、と頼子が教えてくれましたので、その方も手配してもらい、途中は、かなり、楽に行けるのではないかと思っています。ただ、荷物の規制が前回の帰国の時はスーツケース2個持っていく事が出来ましたが、今は半分、1個だけになり、重さの制限も厳しくなりました。今回はグループの人に手伝ってもらって作った「襟巻き100枚」を被災地に届ける目的もあり、携帯しなければならない薬や洗面道具を入れると、厳しい荷造りになりそうです。こちらから日本へ一時帰国する方はみんな同じことを言われますが、私も、衣類などは「棄てるようなもの」だけを持って行って、日本で新しく揃えてくるのを楽しみにしています。冬物のコートなどは妹のものを借りて間に合わせる事にしていますが。
前回は2011年の春〜初夏にかけてでしたから二年ちょっと振りと言う事で、間隔としては今までで一番「ひさしぶり」になります。健康保険の払い戻しの期間である二年を過ぎた半年分をあきらめました。一月半ばまで、結構長いと思うのですが、すでに半分以上の日が予定決定で埋まっていて、どれだけの方にお会い出来るか、少々気になっています。
日本での携帯は11月13日から繋がります。(1月15日まで)
080−3343−0189 eメールアドレスは 189watanabe@gmail.com
さて、こちらの状況ですが、すっかり秋で球根の植え込みが遅れてあせっています。明日はジャパンフェストで、今日はこれから頼子の家の方に出かけるところです。(この手紙の発送は24日火曜日になってしまうのですが。)
毎年、畑仕事をしては草かぶれで病院にかけつけていましたが、今年は早くにアレルギーの薬を飲んでしまったのが良かったのか、一度もそんな事がなく、先生がびっくりしていました。暑さと雨のせいだといわれますが、「かぶれる」つる草の生長が早くとても心配だったのです。その上、へび(毒を持つ)の発生が多く、動物病院にへび(小さいのですが)にかまれた犬がかなり連れてこられている、と言うニュースもありました。私も2度ほど、30センチくらいのを見かけましたが、注意に注意で過ごしました。(もう季節が過ぎた頃になって、へびよけの薬を教えてもらいました。)きうりやナス、とまと、インゲンは毎日収穫する事が出来てとても楽しかったです。でも、先日は、あまりに気持ちのよい日でしたので、3時間ほど作業をしたところ、足が痛くなり、その後4,5日歩くのが苦痛で後悔しました。
この夏は特に読書もかなり根を詰めて読みました。古い知り合いの宣教師、ケン・ジョセフさん親子が本を出したこともあり、以前から興味もあったユダヤ関係の本を6冊ほど、取り寄せてもらって、熟読しました。日本の古代史に係わるところで、日本書紀も初めて真面目に考えながら見てみましたが、なかなか面白かったです。秋の五回の勉強会では、この件を取り上げて学んでいます。
それにしても、この年になっても知らなかった事ばかりで、いまさらのように
「多く学べばからだ疲る。ことの全体の帰するところ、神を恐れよ」と言う聖書(伝道者の書2章)の言葉を思わされます。
どうぞ、皆様おげんきで。
郁子