一麦:渡辺家のHP
アトランタ発第71便
2008・4・5
丸2ヶ月の日本の旅から帰って来ました。初めての「眼の手術」が今回の目的ということもあって、いつも出かける時に読む 詩篇121:8「主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる」という神様のお約束が心強く感じられました。
といっても、周りの方々からレーザー手術は簡単だと聞かされていましたので、後半はできるだけ多くの方々にお目にかかりたいとはやる気持ちでおりました。ただ、実際に予定を立てるまではできないで出かけたのですが、神様は、本当にこれ以上考えられないほどのスケジュールを実現させてくださいました。前半の一ヶ月は手術が中心なので、その間の行動も、東京・神奈川周辺に範囲が制限されていました。その上、思ってもみなかった「心房細動の発作」に見舞われ、救急車で国立国際医療センターに運ばれる、ということも起こって忙しいことでした。でも結果的には、以前から言われていた「心臓の検査」も受けることができて、よかったと思っています。又、後半に入り、いよいよ和歌山、四国、青森と大きい旅行に出かける日に、転んで右足を痛めると言うハプニングもありました。その日は午前9時半に神奈川・愛川町で眼科の診察、午後1時半には東京・新宿で心臓の診察を受け、翌日岐阜に向かって出かけ、松井敏子さん(圭三さんのお母さん)とどこかへ行こうと思っていました。しかし、主人の母教会・一麦教会の松原向先生が召されたお知らせを受けましたので、その日、東京の診察の後すぐに、新幹線で岐阜に行って、敏子さんも一緒に前夜式に出席することにしました。でも、岐阜に着いた時には痛みがひどくなり、歩けない状態になっていましたので、前夜式出席はあきらめて午後6時半に整形外科に滑り込みで診ていただきました。後の十字靭帯が切れたらしいとの事で、中にたまっていた血液を抜いてもらい、冷やすように言われ、薬を抱えてホテルに向かいました。ヒヤッとするような一日でしたが、歩けなかったのはその日だけ、翌日は予定通りに松原先生の葬儀に参加させていただけましたし、以後のスケジュールも問題なく、ただ間で東京に帰った時にいつもお世話になる高野整形外科に行き、日本を出発する直前まで、液を抜いたり、注射をしたり、4回ほど治療を受けました。幸い、ほとんど痛みも取れ、間もなく全快すると思われます。
まあいろいろありましたが、どの一日もすばらしく、暖かなお交わりの中でたくさんの祝福を頂きました。本当に多くの方のお世話になりました。帰ってからお礼状を出したいところを考えましたら40通あまり。やはり、アトランタ便で書いた方が良い様に思われ書き出しました。実は私の手の指は変形しており、長い間ペンをしっかり握っていることができず、文字もフラフラになってしまうのです。失礼お許しください。
まずは、お世話になった皆様に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。またこの旅行の為に背後にあってお祈りくださった皆様にも心から感謝いたします。感謝を込めて旅行の一部、日程を追う形で報告させていただきます。
それぞれのところに書ききれない思いがしっかり刻印されていますがお察しください。
1月31日 成田着 東京・中野の妹維子宅(私たちの日本の現住所)に到着
2月1〜4日 東京・中野に滞在 3日には雪がふる
3日 千葉・柏 池田勇健先生の恩寵基督教会で礼拝。
夜、救急車で国立国際医療センターへ(心房細動)
2月5日〜6日 神奈川・愛川町、妹石川宅に滞在(眼の手術1,2回目)
(6日には内科診察も)
2月7日〜9日 中野に滞在(7、8日 国立国際医療センターで循環器診察、検査)
2月10日 東京・町田の松見が丘教会で礼拝 アトランタから帰国の駒峰さん宅に一泊
2月11日 鎌倉に花見(寒ボタン)ピーチツリーシティーから帰国の小林さん宅に一泊
2月12日 眼の手術(3回目) 愛川町に一泊
2月13日 眼の手術(4回目)、元教会員堀田家の母娘と「お茶」後、中野へ帰る
2月14日〜18日 東京・中野滞在(14日 国立国際医療センター循環器診察)
15日 中野区役所、国民健康保険手続き
16日 上野アメ横、御徒町あたりを散策、買い物少々
17日 東京・多摩聖書教会で礼拝(フェーデル先生開拓)
18日 国立国際医療センターへ書類受け取りにいく
2月19日〜20日 元教会員堀田さんの家に二泊(19日 眼の手術・5回目)
20日 堀田綾乃ちゃん運転で、熱海の梅林、丹那の酪農王国オラッチェ訪問
2月21日〜22日 神奈川・愛川町 石川家滞在
21日 「高橋和子師を支える会」の委員会のため、東京・町田松見が丘教会へ
22日 眼の手術(6回目)
2月23日 元一麦教会メンバーと東京・町田 松浦家でお食事会を楽しみ、中野に帰る
2月24日〜26日 東京・中野滞在 (24日 大変な雨風で外出できず)
25日 伊豆・大島を日帰りで訪問(相沢先生訪問、中学の同級生たちとも会う)
2月27日〜28日 神奈川・愛川町 石川家滞在
27日 朝、町田でかつての卒園児(二人のママになっている)まきちゃんに会う
午後、眼の手術(7回目)内科の診察
28日 神奈川・海老名、厚木、伊勢原、大山を訪ねる、少し買い物
2月29日 眼の手術(8回目)の後、東京・鶴川の駒峰家にうかがい一泊
3月1日 駒峰家のみんなと吉野(東京・青梅)の梅林に遊び、夜は中野に帰る
3月2日 沼津経由で三島の教会の礼拝に出席、ギデオン協会の湯山さん訪問、同じくギ
デオンの和田さんたちとも楽しいひと時を。湯山さん宅一泊させていただく
3月3日〜4日 東京中野滞在
3日 東京を経由して新潟まで鶴岡先生をお見舞いに行き、中野に帰る
4日 長期旅行の荷造り、発送の後、維子と大江戸温泉村に遊ぶ
3月5日 夕方、厚木着いて、旅行に備える 石川家に一泊
3月6〜14日 関西巡回旅行
6日 朝一番に眼科診察、午後1時半東京国際医療センター受診、新幹線で岐阜へ
朝、転んだため、松原師の前夜式出席をあきらめ整形外科で受診、治療
7日 葬儀に出席 敏子さんにはご心配をおかけしました
8日〜9日 和歌山・那智勝浦の教会、吉川さんのお宅に滞在
9日の礼拝でお話をする
10日 愛知・岡崎に戻り、岡崎の教会に同窓の布施先生ご夫妻を訪問、また、岡崎に
住んでいる古い友人、梅沢はるみちゃんと再会。夜はアトランタから帰国し
た阿野妃菜ちゃん宅に泊めていただく
11日〜13日 愛媛・宇和島で伝道している山崎恵子さんの教会応援、滞在
12,13日は集会。(ブラジルからの引退宣教師、二ノ宮先生にお目にかか
ることができた)
14日 京都で一泊
3月15日〜17日 東京・中野に帰り、滞在
16日 7時に出発、軽井沢の礼拝に出席、午後土屋文子さんをお見舞いして帰る
17日 荷物つくり、発送。高野整形外科受診。
3月18日〜22日 青森県訪問
18日 八戸、故藤田篤四郎さんの「ぶどうの木」(パンやさん)を訪問
交わりのある教会にご挨拶の後、三沢のホテルに一泊
19日 小湊、夜越山の鎌田先生宅での楽しい集まり。八戸の藤田さん、埼玉・浦和の中村圭子ちゃんも駆けつけ、懐かしい方々も顔をそろえ感謝!鎌田家に一泊
20日 青森市の千葉さん宅での集まり、懐かしい面々11名がそろい感無量
散会後 増築工事中の西部教会を見に行く。千葉家に1泊
21日 山道さんに迎えに来てもらって福音教会へ行く。午後は田村美智子さんの施
設を訪問。祈祷会に来ていたシオン教会の浜野先生と挨拶、帰りに会堂を見
せていただいた。頼もしい後輩を感謝
山道家に二泊させていただいた。息子さんにも会えて感謝
22日 山道さんのご案内で、雲谷(モヤ)のキャンプ場を見せていただき、十和田
湖の観光もさせていただいた。蔦温泉のお湯もすばらしかった
3月23日〜24日 東京中野滞在
23日 青森福音教会のイースター礼拝に出る。50年前が懐かしく思い出される
岡本さんたちとお昼をいただきながらゆっくり話す時が与えられ感謝
青森駅には弘前からギデオン協会の笹沼さんが駆けつけてくださった
夢のよう一週間が終わり、9時には東京に帰り着いた。
24日 高野整形外科で受診、治療の後、新宿の福音書店オアシスでゆっくり本選び
を楽しむ。夜は荷物の整理。
3月25日 神奈川・厚木で元教会員の高野翠子さんと会って楽しいひと時、その後、足のためにもと、七沢の温泉に入浴に行く。夜はじっくり本屋で時間を過し、厚木のホテルに泊まる
3月26日〜27日 石川家滞在
26日、河野先生で内科の最後の検査を受け、薬を頂く
27日 里子さんと厚木まで買い物に出る
3月28日〜30日 東京・中野滞在
28日 河野先生から検査結果をいただき、里子さんと一緒に神奈川・茅ヶ崎の叔母様
を、お見舞いに行く。ちょっと銀座で買い物をして中野に帰り、荷物仕上げ
29日 午前中に成田へ送る荷物をとりに来てくれたので、1時には出かけ、コロン
ビア(サウスカロライナ州)留学から帰国して結婚した上野優香子さんご夫
妻に会った。21日にアトランタから帰国したばかりの寺内さん一家に紹介
するため一緒に訪問。お花見客で混雑する中を歩いた
3月30日 最後の日曜日。80歳になられ、病身で一人暮らしの伊藤まさ先生に会うた
め、東京・杉並の富士見が丘教会の礼拝に出た。雨宮先生夫妻とも久しぶり
礼拝後まさ先生のお宅でサンドイッチをご一緒に食べて天国を思いつつお別
れ。2時には同窓の高橋省子さんと新宿駅で待ち合わせて僅かの時間の交わ
り。最後の最後は、維子と上野の夜桜を楽しみながら夕食。
3月31日 雨、ところによっては雪。ちょうど7年前、雪の日本を出て行った時と同じ
デルタ56便で帰ることになった。(アメリカ生活も8年目に入ります)
このほか、お目にかかれず、お電話で声だけの再会?を楽しんだ方々もありました。
本当にすばらしい旅行でした。愛のこもったおもてなしをたくさん頂いて「お交わり」のすばらしさを改めて教えられました。同時にご病気に苦しんでいる方、老化のリハビリに励んでいる方のお姿も目にして「生きる」厳しさも痛感させられました。神様のお守りとご祝福がいっそう豊かでありますよう祈らせていただきます。
アトランタは白いハナシは終わり、サクラは盛りを過ぎ、ドッグウッド(ハナミズキ)、フジの季節になっています。ご心配頂いた先日の竜巻による被害は、ダウンタウンの高層ビルのガラスを割ったり、ドームの屋根を飛ばしたりとかなりひどかったようです。そのため、その地域は税金申告の締め切りが5月19日までに延期されています。教会では日本から、小児科医であり、元尼僧だった藤井圭子先生をお迎えしての講演会が昨日まで行われていました。どうぞ、お元気でお過ごしください。
郁 子