Tad's ボルチモアダイアリー

 まず、先週の月曜日のことから。

 数学オリンピックというのが毎年行われているのですが、その代表になる子供を選ぶためにアメリカの国内大会のようなものがワシントンDCでありました。私たちが行ったのはその大会で優秀な成績を修めた子供(といっても高校生ですが)の表彰式とそのレセプション・夕食会でした。場所は連邦国務省(外務省にあたるそうです)の建物の一番上にある大きな広間でした。テラスからはワシントンDCのいろいろなメモリアルが見渡せました。また、中にも、ジェファーソンが使った机だとかいろいろの歴史的なものが飾ってありました。

 参加者の半分くらいはタキシードを着込んでの正装でした。私は自分のタキシードなどは持っていませんのでふつうの背広でした(もちろん、そういった正装もあまり普段していないのでちょっと窮屈でしたが)。リンは2年位前のクリスマスに子供たちからプレゼントでもらったドレスを着ていきました。そういえば、その時にそのうちにそのドレスを着ていけるような食事にでも連れて行ってあげると約束してあったのを思い出しました。

 私が招待された理由は私の所属している学会でNational Council of Teachers of Mathematics というのがあるのですが、その団体もこの数学オリンピックを援助している関係で、何人かをこの夕食会に招待できることになっているみたいです。そこで、地元の会員の中から何人かを毎年招待しているみたいで、今年は偶然に私に声がかかったということです。

 食事はバックグラウンドにクラシックギターの生演奏が流れる中でした。ウェイターもそれぞれのテーブルに一人ずつ、正式なやり方でサービスしてくれました。食事は大変おいしかったです。メインは、子牛の肉でしたが、こんなにやわらかく料理できるのかと思うくらいやわらかくできていました。

 月曜日の報告はこんなところです。

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